●私が使っている道具(ハード&ソフト)


音声を文字にするためには、まずその音声を正しく聞き取ることが必要です。

静かな環境の確保や耳掃除(?)も必要ですが、
ここでは私が使っている道具(ハード&ソフト)を紹介します。


1.トランスクライバー

トランスクライバーは、カセットテープに録音された音声を起こすのにとても便利な道具です。
(*MD用、マイクロカセット用もあります)

SONY BM-76
(再生専用・ステレオ)


音量は言うまでもなく、速度調節バランストーンの調節ができます。
普通のカセットデッキでは聞き取りにくい音声でも、これらの調節によってかなり改善されます。
また、停止したときに巻き戻す長さも設定できます。

トランスクライバー用フットコントローラー

足元に置いたフットコントローラーをトランスクライバーにつなぎます。
すると、両手をキーボードから離すことなく「再生停止巻き戻し早送り」が自由自在にできます。


テープ起こしの勉強を始めたころは、

カセットテープレコーダーの再生ボタンを押す → 停止ボタンを押す  → 聞き取れたところまで入力
→ 少し巻き戻して聞き直し、再び停止ボタンを押す → 間違ったところを訂正入力
→ 再生ボタンを押して先に進む


この作業の繰り返しでした。キーボードから手を離してボタンを押すという作業はとてもめんどうです。

ところがトランスクライバーを使うと、

足でコントローラーを踏みながら聞き取り、入力 → 入力が追いつかなくなったところでコントローラーから足を離す → 少し巻き戻しされたところから聞き直し、さらにさきに進む

といった具合に、入力作業がとてもスムーズに進みます。

一度使うと、もう手放せません。お値段は高いですが、
オークションネットショップで探すと比較的安く手に入ります。(参考:テープ起こしの道具箱

注)大変残念なことに、メーカー生産完了になってしまいました。在庫を探してみてください。
(2005.4.15記


  
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