●入力は速いにこしたことはない


音声を止め、巻き戻し、また聞き直す
この作業をなるべく減らしたいですね。
しゃべっている速さに近い速度で入力できれば理想的。

「速く」しかも「正確」に入力するには……


3.単語登録を活用

ATOKのところで述べた「推測変換候補」と同様、単語登録をうまく活用すると、入力速度が速くなるだけでなく、ストローク数が少なくて済むので手にも負担がかかりません。

・省略語として登録

ワープロ速記法 http://www.asahi-net.or.jp/~SD5S-SKMT/index.htm
ここには速記術から生まれた高速日本語入力法と、その手法を使った「テープ起し」が詳しく紹介されています。
単語登録でネックとなるのは、やはり「何を何という読みで登録したか忘れてしまう」ことではないでしょうか。
自分に合ったオリジナルルールで略語を作成し、一度に登録するのではなく、使いながら一つずつ増やしていくのがコツかもしれません。
私にとっても、略語作成は今後の課題です。


・話者表記などに活用

私が単語登録を活用しているのは、このタイプ。
話者表記が必要な起こしの場合(特に対談などの場合)などには話者表記を単語登録しておくと便利です。
例えば……
【司会】 → 「し」で登録
【藤野】 → 「ふ」で登録

もちろん、別の起こしで同じものが使えるわけではないので、この登録はその都度削除しています。

「テープ起こし」の話からはそれますが、自分のアドレスやホームページのURLなどは単語登録しておくと便利です。
例えば……
http://www.ayu.ne.jp/user/wistaria/ → 「うい」で登録




  
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